【Hisae's Voice / vol.16】ー私の就職活動①ーマクドナルドを受けた理由
こんにちは、Hisaeです。
前回のブログでもご報告させていただきましたが
今月から社会福祉法人にて広報のお仕事をさせていただくことになりました。
広報の仕事は初体験ですが、
意気込みすぎて最初から暴走し、息切れすることのないよう
細く長く、「小走り」くらいで頑張っていきたいです。
さて、今回からは、ブラジルから帰国後
約10年のブランクを経て、二人の子供を抱えた私が
どのように就職活動を始め、終えたのか
お話しさせていただこうと思います。
帰国前から参加していたこのコミュニティのご縁で
「専業主婦が就職するためにやっておくべき8つのこと」
の著者の薄井シンシアさんにインタビューさせていただく機会がありました。
シンシアさんと言えば「専業主婦」を「仕事」と捉え
毎日の生活、子育ての中に「効率」「創意工夫」をこらして
世界各地で生活してこられた方。
駐妻の大先輩です。
ブラジルにいたころから彼女の著書は読んでいて
「専業主婦(の経験)を履歴書に書けるような世の中
にしたい」
という一節に衝撃を受けたこともあり、当日をとても楽しみに
していました。
寒い雨の日、インタビュー会場に現れたシンシアさんは
著書に書かれていた通り、黒のワンピースに身を包み
席に着いた途端からキャリアに対する熱い想いを語ってくれました。
ついつい引き込まれて聞いているうちに
「帰国したばかりですが、今後のこと、特にキャリアを
考えると子供の教育のことなどもあって不安になってしまいます。。」
とモヤモヤしていた気持ちをふとシンシアさんに話してしまっていました。
ちょうどインタビューをさせていただいた頃
急に癇癪を起していた娘も落ち着きつつあり
息子も一時保育がやっと見つかり、来年度の幼稚園も決まり
さあ私はどうする?といったタイミングでした。
私のモヤモヤしていた理由は
・住居が都内から離れており仕事の種類の選択肢が少ない
・子供の預け時間を考えると時短でしか働けない
・夫は帰国後も多忙で家にいないことが多い
・子供との時間も大事にしたい
などなど、、
当時は「働こう!」と思う日もあったら、
翌日には「でも無理だよなあ。。」と諦める、というような
気分的にアップダウンを繰り返していました。
そこでシンシアさんが言われたのが
「オプションがあるから悩めるのよ」
という一言でした。
確かにその通りだな、と思いました。
経済的に働かざるを得なければ「働く」「働かない」で
揺れることはないでしょうし、職種などや勤務地なども
がむしゃらになって探すでしょう。
私の場合「働く」こと自体、私の判断で決められるのに
「どう働くか?」「何をするか?」
「そもそも今働きに出るタイミングなのか?」
がずっと堂々巡りしていました。
コーチングを受け、Sourceのワークショップで出てきた
「キーワード」を考えても、
「私ができることはなんだろう?」
「私がやりたいことはなんだろう?」
がずっとぼやけていてはっきりしないままでした。
シンシアさんからも言われたのですが
ブランクが長くなってくると
過去の自分のレベルを上げてしまうことも下げてしまうことも
あるようで、いざ働きだした時にそのギャップで苦しむ人が
多い、とも聞きました。
2度の海外駐在、2人の子供の出産、育児を経て
日本に帰ってきてやっと大手を振って働ける!と思うと
ついつい焦ってしまう自分にも気付いていました。
「まずはシフトが組みやすく、主婦も活躍している
ファストフード店を受けてみるのも良いかもしれないですよ?」
とシンシアさんにアドバイスいただいたのがきっかけになりました。
確かに、日本に帰ってきてから気づいたこととして
平日、昼の時間帯のマクドナルドでは、主婦層と思われる
女性達がイキイキと働いていました。
大型ショッピングモールのマクドナルドでは
自分がCA時代に機内で学んでいたような
ホスピタリティ溢れるサービスをクルーの方が提供されていて
感激を受けていたのもありました。
「まずはできるところから、そして自信をつけて
次へチャレンジしたらよいわよ」
シンシアさんの言葉に納得して
帰宅後、インターネットでマクドナルドの募集を探し
翌日履歴書を買いに行き
近所のマクドナルドに応募したのでした。