「キャリア in Brazil」- ブラジル "初"オフ会
11月27日、ブラジルで初めてのオフ会となるランチ会「キャリア in Brazil」を開催しました!
第1部はジャーナリストでありソムリエでもあるTaniaさんのお話。
ジャーナリストとして活躍していた頃、食・ワインに関する記事を執筆したことをきっかけに、以前から好きだったワインに関し知識を深めたい、更に良いライターになりたいという想いから、ソムリエの資格を取得。。現在は Eat With (シェアリングエコノミーのサービス)を利用して、ブラジル料理とそのお料理にマッチしたブラジルワインを提供するなど活躍の場を広げているとか。
ブラジル人女性の一人として考えるキャリア、これからの社会、柔軟に働き方を変化させていく大切さなどを語っていただきました。
続いてはお食事タイム。
Taniaさんコーディネートの元、ブラジルの伝統食であるGalinhada(チキンライス)とBarriga de Porco com Tutu de Feijao Branco (豚肉料理と白いんげん豆のペースト)などが提供されました。
第2部はグループになってのワークショップ。
運営メンバーが考えた「駐妻 ×キャリア」で悩んでしまうようなシチュエーションに対し、「あなたならどうする?」とグループでディスカッションし、その後、グループの代表者に話し合いで出た意見を発表して頂きました。
こちらのワークショップは運営メンバーが想像していた以上の盛り上がり!
「久しぶりに自分の考えや自分の内面に向き合えた!」、「こんなに真剣に話し合ったの久しぶり!」とこちらまで興奮が伝わってきました。
第3部では、ブラジルに永住されている田中規子さんへインタビュー形式でお話を伺いました。
高校時代に環境問題に関心を持ったことがきっかけとなり、アマゾンのアグロフォレストリーに出会い、研究者→農業コンサルタントとしてブラジルで活躍。その後、ブラジル人と結婚し、現在はコンサルタントや研究者として働く一方で、栗農場のオーナーとなり、栗の栽培から栗製品の開発や販売まで手がけているという規子さん。
「ロールモデルに捉われないで、自分の能力と置かれた状況で、他者に貢献できることを探りながら、少しずつ実行していくことで、一流の自分になれる。」という言葉が印象的でした。
規子さんからはこの日のデザートとして「栗のマドレーヌ」を提供していただいたのですが、このマドレーヌを始め、栗商品の開発や製作をサポートしているのは管理栄養士の資格を持つ駐妻の方。
事業を進める上で協力者がいるということはとても大切である、とも語っていらっしゃいました。
最後に代表・金村から挨拶をして会の終了となりました。
今回、初めてのオフ会開催ということで張り切りすぎて内容を盛り沢山にしてしまい、運営メンバー一同、反省する箇所も多々あったのですが、参加者の皆さまからは「同じような会があればまた参加したい!」という嬉しいお言葉も頂けました。今後は、駐妻キャリアnetのネットワークを活かし、このようなオフラインでの活動も全世界で開催していけたらと思っております♪