【代表blog / vol.4】「自分の強みって何?」フリーランスを考える人にオススメの本
こんにちは、駐妻キャリアnet代表の加治屋真実です。
今日は、私が「フリーランスとして働こうかなあ」と思い始めた時に読んで、大きな影響を受けた本をご紹介します。
その名も「フリーランスのための一生仕事に困らない本」。
タイトルからして超切実で、なんだかお恥ずかしいのですが・・笑
でも、一生仕事に困らないかはまだわかりませんが、
フルリモートでありながら、お仕事を頂けるようになったのは、この本の影響がとても大きいと思います。
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フリーランスとして働く心構えや仕事の取り方などたくさんの情報が詰まったこの本ですが、
私が最も影響を受けたのは
「自分の強みを掛け合わせる」
ということ。
世の中でよく言われていることですが、フリーランスとして活動して来たこの一年余りで、このことの意味を強く実感しました。
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フリーランスになろうと考えたとき、一番不安だったのが「自分は何の専門家でもない」ということ。
経営企画をやっていたけど経営経験やM&A経験はない
→経営コンサルにはなれない?営業企画をやっていたけど営業マネジメントの経験はほとんどない
→営業コンサルにもなれない??
と「結局自分ってなんの専門家でもない!!」「9年間も何をやって来たんだ」と愕然とし、「自分にはフリーランスなんて無理だ・・」と思って落ち込んでいました。
そして、友人に「仕事がしたいんだけど・・」と相談しても「リモートでどんな仕事ができる??」と聞かれ、「確かに・・(こっちが教えて欲しい・・)」というやりとりが続いて。
このまま、ただ「仕事くれー!!」と言い続けても迷惑かけるだけだ、こちらから提案しなきゃ、でも自分に何ができる??と同じところをずっとぐるぐるしていました。
そんなとき、ネットで検索してこの本に出会いました。
そして自分が、フリーランスに必要な「専門性」を広く、画一的に捉えすぎていたことに気づき、今まで褒められたこと、得意だと思っていることを書き出して見ました。
同時に、友人知人に、「こんなことができる人がいたら仕事頼む??」「私に仕事頼みたい??」としつこく聞いて少しずつチューニングしていきました。
そこで気づいたことは、自分は
ぼんやりした議論を整理することができる
資料を作ったり道筋を考えるのが得意だ
意思決定が早いベンチャーが好きかも
→じゃあ、ぼんやりしたプランを持っているけど、整理・具体化できずにいるベンチャーの企画部門に入ったら役に立てるかも??
ということ。そしてそのうっすらした自分の「強み」を持って、「こんな仕事がしたい」と言って回ったところ、少しずつ仕事を頂くことができました。
そして仕事をしていく中で、お客さんに言われることがほぼ共通していることに気づきました。それは
「自分たちの思いを理解してくれる」「暑苦しくていい」
「泥臭いところまで一緒にやってくれるのがいい」
ということ。フリーランスやコンサルタントで能力的にレベルが高い人はたくさんいる。けど、自分たちと同じテンションで、仲間としてやってくれる人は少ない、と。
ああ、会計とかM&Aのプロ、とかそういうことばかりが求められるわけじゃない、自分は「思いもプランもあるけど企画を具体化できないベンチャーで、思いを一緒にしながら徹底伴走するフリーランス」としてやっていけそうだ、と思うことができました。
駐妻だけではなく、日本でフリーランスや副業を考えている方からも、「自分には強みがない」「専門性がない」とご相談を頂くことはとても多いのですが、意外と自分の強みを組み合わせたら、新しい視界が見えてくるかもしれません。
フリーランスは企業とは違って、「自分一人が収入を得られるだけのニーズ」があれば成り立つビジネスです。
強みを掛け合わせて「すごく狭いターゲットだけど強いニーズがある領域」を見つけることができれば、十分戦うことができます。
強みの掛け合わせ、オススメです!!
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