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【MAI’s Action for Change / Vol.4】初めての駐在先へ。到着2週間でのきっかけ作り

こんにちは、サポーターのMAIです。アメリカではハロウィーンも過ぎ、年末向けて街に華やかさが出てきました。

今回は2019年1月に日本を発ってから、アメリカ到着後2週間の行動にフォーカスします。自分の質問力を磨きつつ、家族での生活をスムーズに立ち上げる為に自分ができることは何なのか?を考え続けた時期になります。

駐在先では、家族一丸となって生活していくことが欠かせません。頭では分かっていても、なぜ駐在帯同しているのだろう?という気持ちが時々頭を掠めます。

私がよく考えていたことに「駐在帯同という選択は、何に繋がるのだろう?」という問いがありました。その中で、「家族としてのキャリア」という考え方に触れ、今でもとても重要な考え方だと感じています。

この「家族としてのキャリア」という観点から、到着後間もない時期に効果的だったことを3つご紹介したいと思います。

 

  • 家族全員の理想と課題を見つける
  • 海外でも家族として継続可能なことは続ける
  • 自分の居場所を見つける

 

それぞれ順にエピソードを交えてご紹介します。

 

家族全員の理想と課題を見つける

ご近所の方々と良い関係を築くこと。これは日本でも海外駐在先でも欠かせないと思います。皆さんは引っ越しの際に、ご近所にご挨拶されますか?

最近は日本でも挨拶をする習慣が減っているようですが、我が家は簡単なギフトを添えて、周囲の数軒に挨拶訪問しました。その際、挨拶に伺った1軒目で、あるコミュニケーションの課題に気付きました。

それは「お互いの名前を正しく把握することの難しさ」です。

初対面の場合、ビジネスの場ではまず名刺交換から始まることも多く、相手の名前などの情報はすぐ把握できると思います。一方で、海外の慣れない土地で名刺というツールがない場合に、名前を認識する難しさを強く感じました。理由は、相手の年齢も発音も様々で、かつ自分の名前をサラッと話すということ。その正しい発音やスペルを何度も聞くことには躊躇いを感じました。また同時に、相手も私たち家族の名前やスペルに興味を持つことに気づきました。

そこで私は持っていた単語帳を使い、自分たちのファミリーネームカード(名前、連絡先などを記載)を手書き作成しました。また、手書きであることが、渡した時にその場で相手の名前なども書いてもらう良いきっかけになったようです。名前が正確に分かると、その後に会った時やお礼メモを渡したい時など、お互いの親近感が格段に深まることも実感できました。この経験は夫にとっても新鮮だったようで、「あのカードは効果的だった。」と会話したことが今でも印象に残っており、仕事とプライベートでのコミュニケーションの違いを実感する一場面になったように思います。

この方法は、小学校に入学して間もない息子にとっても良い効果をもたらしてくれました。

転入生として入ったクラス内で、彼は単語帳に自分の名前を書いて、友達になりたい子にも相手の名前を書いてもらうという方法で友人を増やしていきました。時に断られることもあったようですが、何度かトライし続けるうちに書いてもらえた時には嬉しそうに私に教えてくれました。そんな息子も今では単語帳なしで友達作りをしているので、成長の早さには驚かされます。

今でも家族内での会話では、「〇〇さんが…」と人物をはっきり特定させて会話できることは良い方向に働いています。

但し、この方法が効果的か否かは、駐在先の環境によるかと思いますので、機会があればご家族で話し合ってみると良いかもしれません。

 

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海外でも家族として継続可能なことは続ける

私たちは仕事以外にも、それまで続けていたことを中断しなくてはならない事が多いと思います。代表的なものが習い事ではないでしょうか?

私は自分がやりたいことの上位に、「学校以外で子供が楽しめる場を探すこと」を挙げていました。現地校に通う息子が放課後ずっと家で過ごすのではなく、好きなことを楽しめる場所を見つけること。それは、息子がアメリカを嫌いにならないようにという想いから考えたことで、結果的に私や夫にとっても、学校以外でのコミュニティに参加する息子を応援する楽しみに繋がっていきました。

息子は幼い頃から水泳に親しんでおり、その楽しみを継続できる場を探し、アメリカに到着した数日後には水泳レッスンの体験会に参加しました。この体験会で、私たち家族がアメリカでとても親しくなれた家族との出会いがありました。

この出会いでは、「私たちは先週日本から来たの」という話に驚かれつつ、「息子は水泳が大好きで日本でも続けていた」という話題、そしてファミリーネームカードが活躍しました。

皆さんも日本で続けていたことを海外でも続けているでしょうか?

 

自分の居場所を見つける

ご主人は会社へ、子供は学校へ、というように、家族には既に各々居場所があるという駐妻が多い中で、悩ましいことは「自分自身の居場所探し」ではないかと思います。

妻の居場所は、赴任先の企業や環境により前提も様々なので、可能であればご主人などに日本にいる時から現地の情報を聞けると知りたい情報も変わるかと思います。

私は夫からの情報で参加すべきコミュニティが多くないと知り、「行く宛てが無いなら自分で見つけるしかない」と思い、日本にいる間にアメリカにあるコミュニティについて調べてみました。

見つけた場所は、幸い日本語でのコミュニケーションが可能でもあり、メールでコンタクトした結果、月に2回、日本人同士の交流の場があることが分かりました。

そこへ到着後2週間という早めの時期に参加したことが、今でも私の生活に大きなプラスとなっています。コミュニティの皆さんが、「到着して2週間でココに来るなんて!」と驚きつつも、生活全般についてアドバイスを沢山くださいました。

この場でも、ネームカードが仲良くさせて頂くきっかけに大活躍しました。お名前を正しく把握できたことで会話しやすくなり、月2回の場以外にもSNSなどでの交流や、心強い先輩方からの情報に支えられて、質問力を意識する日々が続いています。

 

駐妻として新しい土地に移る時に、「どんな生活なのか?」「みんな何をして生活しているのか?」といったことをWebで検索する方も多いのではないでしょうか?

もちろん、私も調べてみました。

しかし、Webで調べて出てきた駐妻生活と今の生活は違っていました。

 

その1つとして「各自のプライベート生活が忙しい」ということが挙げられると思います。

駐在先の国により治安の差や、常識の違いがあると思いますが、私の暮らすアメリカ西海岸では、大人でも学校やコミュニティの選択肢が豊富にあり、各々が居場所を選択して生活しているようです。そのため、同じコミュニティの中にいる(同じ人と四六時中一緒に過ごす)、ということは少ないように感じます。大小様々な居場所を見つけることは、キャリアという観点で欠かせない、人間関係を構築する力にもつながると思います。

 

母国ではない場所で生活することは、やはり家族全員にとって冒険の連続です。冒険するためには事前情報が欠かせません。家族の生活でも「調べる、検討する、挑戦する、体験する、改善する」という全てがキャリア構築のステップなのではないでしょうか。

そのために妻である私が出来ることは「情報収集」でした。実際には到着後2週間以内は、航空便の荷物も届いておらず、道具の揃わない家にいてもモヤモヤしていたかもしれません。情報収集へのキッカケを到着後2週間前後で作れると、その後の生活リズムが変わるように感じます。

 

今回の内容は全体を通して新しい生活を心地良く過ごすための「きっかけ作り」の為に行動した内容でした。ただ、きっかけは「あくまで最初の一部分」でしかなく、スムーズに立ち上がったかに見えた生活も、簡単に順風満帆にはいきませんでした。次回は、今でも私が最も厳しい時期だったと感じていた頃について、その時の行動に触れてみようと思っています。

 

【MAI's Action Vol.4- どんな行動をしたのか】

・ファミリーネームカード作り

・家族で楽しめる場所探し

・自分の居場所探し


この結果、コミュニケーションが円滑になったり、愛着の持てるコミュニティとの出会いや、自分の質問力を磨くチャンスに恵まれました。

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